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自転車【青切符】導入

ブログ2023/12/22
自転車【青切符】導入

自転車の悪質な交通違反が後を絶たない状態から警察庁は反則金を課すため「青切符」による取り締まりを導入する方針との事です。

対象となるのは16歳以上、100余りの違反で、このうち重点的に取り締まるのは事故につながるおそれのある重大な違反行為としています。

具体例としては

●信号無視、
●一時不停止
●右側通行などの通行区分違反
●自転車の通行が禁止されている場所を通ること
●遮断機が下りている踏切に立ち入ること
●例外的に歩道を通行できる場合でも徐行などをしないこと
●ブレーキが利かない自転車に乗ること
●携帯電話を使いながら運転すること
●傘を差したりイヤホンを付けたりしながら運転するなど都道府県の公安委員会で定められた順守事項に違反すること

などが上がっています。

反則金は5000円から1万2000円程度が想定されています。

 

また、酒酔い運転や酒気帯び運転などの飲酒運転や携帯電話を使用しながら事故につながるような危険な運転をした場合は、「赤切符」が交付され、刑事罰の対象となります。

昨年起きた自転車が関係した重大事故(死亡や重傷事故)の内、3分の2が自転車に違反行為があったとの事です。

確かに自転車を乗り物(軽車両)と認識しないで使用している方は多いとは思いますが、驚きの数字ですね。

現時点では、青切符の違反内では「警告」という取り締まりはあっても罰則はない状態ですので、気に留めずに今まで通りの自転車走行をしてしまうという事なのでしょう。

これで、自転車に乗るマナーが改善されるのであれば素晴らしい事だとは思いますが、罰則があるから自転車に乗る事を控える方が増えたにも関わらず、事故は減らないなんて事にならないように願いたいです。

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